思えばずっと、そこそこでやってきた。
そこそこ勉強ができた。
そこそこ運動もできた。
そこそこモテた。
そこそこ頑張って、そこそこ楽しく生きてきた。
それでずっと大丈夫だった。
大丈夫だと思い込んでいた。
そこそこで生きてきて、結婚して、仕事を辞めて、子供が産まれて、そこそこ育児に専念して、、、
あるきっかけがあって、私は気づいてしまった。
私、何もない。
何も武器がない。
何も持ってない。
全然戦えない。。。
世界に放たれたただのヒト。
燃えるような情熱も、背筋が凍るような冷静さも、誰も彼も惹きつける愛嬌も、才能もない、資格もない、収入もない。全部中途半端。
一人では生きていけない、ただのヒト。
強いて言うなら、ただの、お母さん。
良い悪いじゃない。
専業主婦いうポジションに不満があるわけじゃない。
でもやっぱり、好きな仕事で輝くママ友は眩しい。
目を瞑りたくなる。
私は、ヒトとしてちゃんと生きているのだろうか。
選択して、専業主婦です!と胸を張って言える状態だろうか。
自己肯定感てやつは、元から底辺。
何を今さら、そう。そうなんだ。
気づかなければ、そこそこ幸せに生きていけたのかもしれない。
でも、気づいてしまった。
価値のない、私。
もっと出来るはず、と自分を煽る自分。
お母さん、専業主婦、それすらちゃんと出来ていない現状。
葛藤の中で思うのは、同じ思いを伝えたい。未来のお母さんに少しでも伝えたい。
「女が生きる」ということ。
結婚して子供が産まれても、自分の人生を諦めない選択肢。
何かを犠牲にするのはもう終わり。
新しい自分へ。
妥協ではなく、納得して選択する自分へ。
そこそこ、の女はもう終わり!
絶対に、何歳からでも遅くない!って証明する!
全てのお母さんへ。
全ての、女性へ。
ナニモノカ悩む、あなたへ。